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家づくりの勉強

2017-01-14

 

最近、真面目に家づくりの勉強をしています。

 

もちろん、

建築屋なので家のことを何も知らないので

勉強しているわけではありません(笑)

 

でも、家づくりを根本から勉強し直しています。

 

 

 

2020年に

「省エネ基準適合化住宅の義務化」が始まります。

 

それに向けて住宅メーカーさんも地元の住宅会社さんも

家の商品化をすすめています。

 

すでに商品化できている会社もあれば、

まだできていない会社もあります。

 

私もリクシルさんのVIPな勉強会に行ったり、

全国各地のさまざまな勉強会に行っています。

 

勉強を始めてもう一年になりました。

 

 

 

聞けば聞くほど、

知識がまとまるものもあればまとまらないものもあります。

 

なぜなら、大手メーカーさんでも

昔言っていたことと現在言っていることが

違うことがあるからです。

 

大手メーカーのものを使っていれば大丈夫だと信じていても

後から間違っていたという場合もあったりするので、

2020年のような住宅の転換期には慎重に

検討しなければいけないと考えています。

 

大手だから絶対ということはないですからね。

 

 

 

 

 

ほんの一昔前までは、

日本の家は日本建築しかありませんでした。

 

日本建築にはパネルも既製品もありませんでした。

 

しかし、現在は欧米化が進み、

日本の家も構造のパネル化や既製品化を勧めてきて、

家の気密化が進んでいます。

 

家の気密化を勧めたのは、大手メーカーさんです。

 

気密化もメーカーさんが勧めてきたものですが、

家の既製品化や気密化のおかげでシックハウスの問題が出てきました。

 

 

これではダメだということで、

現在は機械による充分な換気が必要になっています。

 

 

 

 

結局、何かを変えようとすると、

それ相応のリスクも出てくるものです。

 

 

 

だからこそ今回、

メーカーさんの話を聞いただけで決めるのではなく、

自分でも勉強して、様々な実験や研究もしてみて、

お客さんにもちゃんと説明ができるようになったものから

一つひとつ決めていきます。

 

 

 

 

例えば、

断熱ひとつを取ってみても様々な種類があります。

 

グラスウール

ロックウール

ウレタン

羊毛

ポリスチレンフォーム

ポリエチレンフォーム

ネオマフォーム

セルロースファイバー

etc …

 

 

どの材料を取ってみても特徴があって、

どのメーカーさんも自社商品が一番良いとすすめてきます。

 

ほとんどの会社の商品に欠点があっても長所しか言いません。

 

 

 

これらの材料をちゃんと見極めれるようになるのが、

今年の課題と勉強です。

 

ちょっとマニアックな話ですが大事な話。

 

 

 

そんなわけで、家づくりの勉強をやり直しています。

 

ほとんどの勉強が

小学校から高校で学んだことの見直しをしている感じです。

 

「理科」や「化学」の勉強が主です。

 

ちなみに私の「化学」の成績はオール1だったので、

全ての勉強が頭痛の種になっています(笑)

 

 

頭痛の種にはなっていますが、

久しぶりに勉強すると楽しいものです。

 

 

 

勉強の内容は例えば、

「結露のメカニズム」みたいなマニアック系がほとんど。 

 

 

いや〜、今年も楽しい一年になりそうです。笑

 

 

また追い追い説明していきますね。

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