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職人File Vol.2 「好きやき続けゆう」

2014-01-11

大工 岩崎浩二

年齢:60歳

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県外での仕事を辞めて、故郷の須崎に帰ってきた23歳。

新たな職に就こうと、履歴書を書き、求人広告を出していた会社に出向いた。

しかし、道に迷って辿り着くことができず、せっかく書いた履歴書を無駄にしたくないと向かったのは、

高校時代にアルバイトをしていた建築会社。

現場に資材を配達する仕事を任されたが、

顔見知りの先輩たちに「そんなんやらんと、大工になれ」と声を掛けられ、弟子入りを決めた。

6つ上の兄弟子について基礎から学び、「やってみい」と言われるままに何でもやった。

怒られもしたが、「特にしんどいとは思わなかった」と振り返る。

「中には意地悪な先輩もおったけんど、追い抜いたらえいと思うた」と道を極めることに専念し、37年が経つ。

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これまで手がけたのは、200軒を越す住宅。時代によって家の好みも施工方法も様変わりしてきた。

施主の思いを大切に、「図面に忠実に作るだけ」と言葉少ない岩崎氏だが、

紙に描かれた線が家の形に仕上がっていくことに、大きなやりがいを感じるという。

建築中、何度も様子を見に訪れる施主さまに、喜んでもらえる家を建てたい。

長いお付き合いになることから、「後々恥ずかしくない家を建てんといかん」と力を込める。

細かな作業が連続する家づくりには、失敗もある。いろいろな失敗を経験し、

知識と技術を積んで来た岩崎氏の克服法は、元々の予定よりも良いものに仕上げること。

お客さまに喜んでもらえる方法を考え、良い結果を出すことに力を尽くす。

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家づくりは、「早く、きれいに」がモットー。何よりも肝に銘じているのは、ケガをしないこと。

「ケガしたら、みんなぁに迷惑をかける」と、厳しい表情。

工期の遅れは、施主のみならず他の業者にも大きな影響を及ぼす。

弟子をとらず一人親方で奮闘する岩崎氏には、信頼する大工仲間がいる。

工期が厳しい現場では、お互いに協力し合って現場を行き来する。

「未だに教えたり教えられたりが楽しい」という、還暦の仲間たちだ。

家が出来上がると、その仲間たちと一杯やるのが何よりの楽しみ。

昔ながらの深い絆が自慢でもある。

「きれいによう言わんき」と何度も繰り返す棟梁。

「大工が好きでたまらんというわけじゃない」と言いつつも、

最後には「こだわりもある。好きやき続けゆう」と本音がのぞいた。

 

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