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一緒に年を取っていく家。住むほどに、どんどん好きになっています

2021-11-30 /

 

ご入居後のお宅訪問 NO.102 
高知市・Mさま邸 
竣工 ▸ 2016年8月 
設計 ▸ 川口恵里奈

 

 

「細長い土地を上手に活用するプランを提案していただきました」

 

 

結婚当初から、早く家を建てたいと考えていたMさまご夫妻。お子さまが生まれ、「小学校に入るまでに建てよう」と決めました。

 

奥さまのお父さまが所有する土地を譲り受け、家づくりを検討しはじめたのは2014年のこと。自然素材の家に憧れていたご夫妻は、タイセイホームの広告を見て興味が湧き、見学会に足を運びました。無垢の床材と漆喰の塗り壁の質の良さに加え、照明やタイルなど好きなものを選んで自分たちらしい家づくりができることに魅力を感じ、「タイセイホームで」と決めました。

 

当初は平屋を希望していましたが、譲り受けた土地は南北に細長く、平屋には不向きで、「最初から課題がいっぱいでした」と奥さま。細長い家は、南からの光が届かず北側が暗くなりがちですが、川口はリビングに吹き抜けを作って天窓から光を取り入れる案を提示しました。やさしい自然光が白い塗り壁のコテ跡を浮かび上がらせ、室内を明るく開放的に。奥さまもご主人も「暗さは全然感じません」と大満足の様子です。

 

 

「一つひとつこの家に合うモノを選んで、お気に入りの家に育ってきました」

リビングの南側にあるキッチンは、庭の緑を臨むカフェのような佇まい。コンロの前にも横にもパネルを設けず、キッチン回りはとてもシンプル。「息子が手羽先が好きなので毎日揚げ物をするんですが、油ハネも気になりませんし、すぐに拭いておけば汚れません」と、奥さま。このシンプルさが掃除のしやすさにつながっているのだと話します。

 

お庭に続くウッドデッキには、凛々しい犬のココの姿が。ご主人は、「家を建ててよかったことの一つが、犬を飼えるようになったこと」と言い、Mさまご一家にとっては大切な家族です。夜は家の中で過ごすため、床には元気いっぱいなココが付けたキズがあちこちに。メイプル材の床は経年変化でツヤのある深い色へと変化しており、キズを含めて「家と一緒に年を取っている」と実感しているご夫妻です。奥さまはモノを買う時にも「この家に合うもの」を選ぶようになり、「この家がどんどん好きになっています」と、愛おしそうに話します。

 

「家事が楽にスムーズな動線。暮らしやすい家に満足です!」

 奥さまのお気に入りは、2階の南側に設けたランドリールーム。ここで洗濯物をハンガーにかけ、そのままベランダへ移動できる動線です。乾いたらランドリールーム奥のウォークインクローゼットへと運ぶだけ。少しでもラクになるようにと追求した動線で奥さまの家事軽減につなげます。寝室に隣接しているため、起きてパパッと着替えができるのも魅力。日当たりがよく、ランドリールームでも十分乾くので、花粉が飛ぶ季節は部屋干しに。花粉症のご主人にも安心です。

 

この家で暮らして6年。年中さんだった息子さんは、4年生になりました。お友達がひっきりなしにやってきては楽しい笑い声が響くのも、居心地の良い家だからこそ。

 

ご主人は、「2~3日旅行して、帰ってきてドアを開けたら、未だに木の香りがするんです」と言い、その度に「この家を建ててよかったなぁ」という思いが胸に宿るのだそう。奥さまがタイルや水栓を選んだこだわりの洗面台や、職人さんの手ほどきで息子が塗った壁も、目にするたびに愛着が湧く、ずっと一緒に年を重ねる「わが家」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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