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微差が大差

2016-05-20

 

昨日、建築家の松岡さんを迎えて、

第2回目の設計道場をしました。

 

 

今回は高知です。

 

 

「なんとか自分もスタッフも

松岡さんのような設計士に追いつきたい」

 

そう考えて日夜努力は続けているつもりなのですが、

まだまだ遠い道のりです。(^_^;)

 

 

そこまで差はないように感じる時もあれば、

「まだまだかなり差があるな~」と感じる時があります。

 

たぶん、その差は普通の人から見れば微差。

 

しかし、その微差が大差です。

 

 

 

昨年の四国サミットで、

職人さんの前で、「微差が大差」という話をしました。

 

 

どんな話をしたのかというと・・・・・

 

 

 

 

 

日本人なら、みんな知っている富士山。

 

富士山はみんな知っているように、日本で一番高い山ですよね。

 

 

「富士山をみんな知っていますか?」 と聞くと、

 

もちろんみんなうなずきました。

 

 

 

「それでは皆さん、

日本で2番目に高い山を知っている人は手を挙げてください」

 

というと、誰からも手が挙がりません。

 

富士山の次とはいえ、

日本で2番目に高い山なのに誰からも手が挙がらないんです。

 

 

 

「日本で2番目に高い山は北岳という山です」

と言っても誰もピンときませんでした。

 

 

実は、北岳と富士山の標高差は583m。

 

その差は1.2倍くらいの差でしかありません。

 

 

しかし、

 

北岳と富士山の知名度は何倍どころの差ではありません。

 

その知名度の差は、

何万、何十万、いや何百万倍にもなるかもしれません。

 

たった1.2倍の差が何万倍もの大差になる。

 

 

これが微差が大差です。

 

 

 

モテる男かどうかを決めるのもちょっとした微差。(笑)

 

女性の笑顔が可愛いかどうかも微差が大差です。

 

 

 

 

だからこそ、

自分たち住宅会社にとってもこの微差が大事。

 

お客さんに人気のある家を建てている住宅会社と

人気のない会社との間には、そこまで極端な差はないからです。

 

 

設計も外観や内装デザイン、動線、収納、使い勝手、

どれをとっても一つひとつの微差でしかありません。

 

だから、毎日が細かい微差の追求です。

 

 

 

う~ん、

 

微差を考えれば考えるほど、まだまだ険しい道のりです。(^_^;)

 

 

 

 

おわり

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