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「一生住む家やき、一時しんどくても真剣に考えたほうが後悔せん」

2019-09-02 /

 

ご入居後のお宅訪問 NO.058

高岡郡津野町 Uさま邸 / 竣工 ▸ 2015年1月 / 設計 ▸ 岡本理絵

 

 

「自分たちがいくらの家を建てられるのか、どれぐらいの借り入れができるのかも分からんかった」

 

 

Uさまご家族の夢のマイホーム計画が動き出したのは、約5年前のこと。「いつか建てられたら」という思いでいくつかの住宅展示場を見て回り、タイセイホームに出会いました。

 

そこで、今まで見たことのないデザイン性、素材に強く惹かれたというお二人。喘息に悩まされていたお子さんにも自然素材が強い味方になってくれると感じました。

 

記憶に残っているのは「家づくりのこと教えるき、話聞きにきぃや。ウチで建てんでもかまんき」と、フランクに話してくれた山本のこと。「自分たちがいくらの家を建てられるのか、どれぐらいの借り入れができるのかも分からんかった」というUさまご夫妻は、まずは知ることから始めました。

 

資金計画で目に見えていなかったお金を見える化し、家を建てたあとも家計を助けてくれる太陽光のことも教わって、ずっと安心できる生涯設計ができました。決め手は「やっぱり家が好きやったき」という奥さまと、「高いって聞いちょったけんど、できるだけ安くできたき」という旦那さま。

 

友人から言われた「子どもたちと暮らす時間が短くなるから、いつか建てるなら、早いほうがいいよ」という言葉にも背中を押され、家づくりを決意しました。「山ちゃん(山本)のおかげやね。自分らのタイミングと、出会いがちょうど重なった」と、あの日を振り返るご夫妻のやさしい笑顔がこぼれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「機能的でできるだけ無駄な動きをしない家にしたかったけん」

「長く住む家なので歳をとった時のことも考えて、飽きのこないシンプルな家にしたほうが良い」という岡本(設計コーディネーター)からのアドバイスと提案を、Uさまの希望とバランスよく取り入れました。上品なカッコよさが好みのご夫妻は、アイアンの黒と、木の茶色と、白をベース色にチョイス。そこへ「上質なものを永く使えるように」とこだわって選んだ家具を合わせました。外観との統一感も生まれ、Uさまらしいカッコいい家にうっとりします。

 

旦那さまの趣味は、音楽と映画鑑賞。「休みの日に映画を見るのが好き」と、ゆったりソファに座って、こだわりの天井と置き型のスピーカーからの迫力で見る映画が楽しみの一つ。Rちゃんは「この前、ポップコーンとポテチ買ってみんなで見たがねっ!」と嬉しそうに話します。

 

奥さまの「リビングをこもった空間にしたい」という希望に、LDKを一直線につなげずL型に配置。間にキッチンがあり、その奥にはパントリー、回遊式にもなっていることで、「機能的でできるだけ無駄な動きをしない家にしたい」という奥さまの希望が叶った大満足の間取りです。

 

 

 

 

「一生住む家やき、一時しんどくても真剣に考えたほうが後悔せん」

大きな吹き抜けあり、中二階をとったUさま邸。寒いかもと、階段ふもとにカーテンレールを取り付けましたが、「まったくいらんかったね(笑)エアコン2台あるけど、最初だけつけてあとは1台で大丈夫」だと言います。温暖差が激しい地域にも関わらず、大きな窓も結露せず、Jくんの喘息もなくなり、しっくいの塗り壁や自然素材の家を実感しています。

 

ただ、トイレの飛び散り汚れでカビが生えてしまった箇所だけ「タイルにしておけば良かったかなぁ」と振り返る奥さまです。住んでみないと分からないことも頭の中で生活をイメージすることで、できるだけ減らそうと心がけた旦那さま。追加したコンセントも、あって良かったと言います。おかげで「なんだこれは!ってぐらい(笑)、生活が豊かになった」と話す奥さま。

 

子供たちものびのびと明るくなり、安心できる家になりました。「一生住む家やき、一時しんどくても真剣に考えたほうが後悔せん」と、これから家づくりを迎えるご家族へ言葉を送ります。「私たちの家は、いろいろ見て、最終こうなりました」と、やさしい幡多弁で話してくれたUさまご夫妻です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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